ワインとチーズの相性を調べた研究が発表される
ワインとチーズの相性がいいことは広く知られたことです。実際、科学的に見てもその直感は正しかったことが証明されました。
「Use of Multi-Intake Temporal Dominance of Sensations (TDS) to Evaluate the Influence of Cheese on Wine Perception(ワインの味覚に対するチーズの影響を評価するための複数摂取による経時的優位感覚(TDS)の利用)」という仰々しいタイトルの論文が先月、Journal of Food Science誌に掲載されました。ここでテストの対象となったチーズのすべてで「渋味や酸味の優位持続が軽減され(P値<0.01)、ぶどうの香りの持続が増し」たため、ワインをより香り豊かに美味しくいただけたとのことです。ただ、この調査は規模が小さく、「ワインの嗜好についてさらに一般化された結論」を導くのは難しい点に注意する必要があるとのこと。
科学の発展のためにも、この研究の続きは自宅のリビングで実施する必要がありそうです。
Use of Multi-Intake Temporal Dominance of Sensations (TDS) to Evaluate the Influence of Cheese on Wine Perception | Journal of Food Science via Consumerist
Claire Lower(原文/訳:コニャック)
Photo by Vanessa Lollipop.
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