スマホのガラスはどこまで強くなるのだろう? 屈強、「Gorilla Glass 5」発表
スマホの落下はなくなりません。きっと。
だから、今ぼくたちにはより強いガラスが求められています。その「強いガラス」であり、世界中でさまざまな端末で採用されているコーニング社の特殊ガラス「Gorilla Glass」シリーズの次世代モデル「Gorilla Glass 5」が発表されました。
動画では旧シリーズと比較したデータが解説されています。落下実験によると、新開発のGorilla Glass 5では、1.6mの高さから落下しても80%の確率で無事であるとしています。
旧Gorilla Glass 4では1.0mの高さから落下した場合に80%無事であるとしているので、性能は確実に伸びていますね。160cmというと、まさに動画のように手を掲げたときと同じような高さです。
スマホを選ぶにあたって、あまりガラスの素材までは注目しないかもしれません。大体は…スペックや容量やカラーでしょうか。
「ガラスがGorillaだから決めちゃった。やっぱゴリってないとだめよね〜」なんて話は聞きませんよね。でもGorilla Glassシリーズはスマホにおいては本当に主流なディスプレイガラスです。
最近の端末ですとSONYの「Xperia Z5」、ASUSの「ZenFone 3」、サムスンの「Galaxy S7 edge」などにも採用されていますね。その他にも画面が大きく、ミドルクラス以上のスマホの場合はだいたいGorilla Glassなのではないでしょうか。その数は累計45億台、世界のさまざまなメーカーの端末で採用されています。
新発表のGorilla Glass 5を搭載したスマホは、年内のうちにも次々と登場してくるでしょう。
今後スマホがどんな風に進化していくのか、未来はさまざまな可能性に満ちています。ひょっとしたら電話というものから再び画面(ディスプレイ)が無くなる日もやって来るのかもしれません。
きっとその日まで、ガラスもまたより強く、より美しく。進化を続けていくのです。ウホウホ。
(小暮ひさのり)
元記事を読む
関連記事
【新型iPhone】全面ディスプレイモデル、2017年に登場か。Appleの情報サイトが示唆 |
割れてからが勝負!スマホ延命に新たな一石を投じる「スマホの絆創膏」発売 |
【スマホが曲がる!?】曲がるディスプレイ開発中。搭載スマホも近日登場か【Samsung】 |
- ブーストマガジンをフォローする
- ブーストマガジンをフォローするFollow @_BoostMagazine_