新無料座席アップグレード法

2016.6.6 20:05 更新

読了時間:4分51秒

オークション形式で上級客室にアップグレードできるアプリ「Seatfrog」これが航空産業を変える?

※出典:GIZMODO

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フライトの2日前でも慌てないでいいんですって。

オーストラリアのスタートアップ企業が新たなスマホアプリ「Seatfrog」を発表しました。”席ガエル”ってなんのこっちゃって思いますが、このアプリはオークション形式で航空券を落札して、なおかつアプリ内で簡単に決済ができるというものなんです。主にその用途は手軽にビジネスクラスやファーストクラスのような上級客室にアップグレードできる、というもののようです。いまのところ、このアプリから航空券の新規購入ができるかはわかっていません…。

アプリの仕組みは、まず旅行のフライトに関する情報を入力するところから始まります。もしその航空券がアップグレードできるという場合に航空会社からの通知が届き、そのときの価格が表示されます。通知を合図に、ユーザーたちによる「上級客室争奪オークション」が開始となります。晴れて落札!となればその場で新たな航空券がアプリに表示され、それを搭乗口で見せればOK! めちゃくちゃシンプル。

※出典:GIZMODO

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Seatfrogは開発に際し、120万オーストラリアドル(約9400万円)を集めました。アプリの開発には、オーストラリアの大手航空会社であるカンタス航空の元CEOのSimon Hickey氏がアドバイザーに任命されています。

彼は「これはユーザーが新たなサービスを利用できるということにとどまらず、航空産業にとって新たな販売戦略に取り組むための大いなる挑戦となるだろう。そしてそれを解決してくれるのもこのアプリだ」と語っています。ユーザーが搭乗前の時間に即座に座席をアップグレードでき、航空券を購入できるということが航空産業にとって新たな風となるといいます。

※出典:GIZMODO

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というのも、毎年たくさんのプレミアムクラスシート(上級客室)が空席のまま消費されているそうなんですよ。その実現しなかった収益のチャンスはなんと何百万ドルという額にのぼるとのこと。Hickey氏が「解決策になるかもしれない」といったのはこういう問題も含めてということのようですね。

このアプリケーションがもし標準化すれば、旅行までのスケジュールがあまりないというユーザーにとっても、上級客室が埋まらなくて困るという航空会社にとっても利益になります。とはいえ、航空産業全体にとって画期的なイノベーションになる! かどうかは正直いまのところはわからないのが本音。それでも、簡単に航空券をアップグレードできたり、スマホでそのまま購入できたり、という機能だけみても非常に便利といっていいですね。

ちなみに、Seatfrogはまだリリースはされていません。実際に使えるようになったらどんな反響があるのかな、と期待しつつ、リリースを待つことにしましょう。
source: Seatfrog

Rae Johnston – Gizmodo AU[原文
(横山浩暉)

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gizmodo

 

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