一日50本以上抜けたら要注意! 今すぐ抜け毛を減らす方法とは?
入学、就職、昇進、引越しなど、春は環境の変化でストレスがたまり、抜け毛が増えやすい時期。
一日に抜ける自然な抜け毛は30本ほど、多くても50本でそれ以上になったら要注意だと、髪の治療家・田中和義氏は言う。
けれども不安になることはない。『髪の取扱説明書』(田中和義・著/インプレス・刊)を読んで、これまでの間違ったヘアケアをやめ、ちょっとした生活改善をすれば抜け毛、薄毛は防ぐことができるそうだ。
円形脱毛症は突然やってきた!
40代になったばかりの頃、私は円形脱毛症になったことがある。ブラシに絡まる髪の毛がちょっと多いかな?と思い、手を髪の中に差し入れたら、ぼっそりと束になって抜けて、指先はツルツルになった地肌に触れた。あわてて全体をチェックすると、左側頭部に直径7センチほどの円脱、そして後頭部はさらにひどく長さ20センチ、幅5センチの大きな楕円形の地肌が現れてしまったのだ!
すぐにホームドクターのところに駆けつけたら「ストレスですね」とあっさり言われた。当時、幼稚園に入った娘の成長の遅さに悩んでいたので、それが原因でホルモンバランスが崩れ、抜け毛につながったらしい。
側頭部は3ヶ月ほどで治ったが、後頭部に毛が生え揃うまでには、なんと1年半もの時間がかかってしまったのだ。
30代から抜け毛で悩む人がふえている
髪の治療家の田中氏のサロンには、抜け毛に関する相談が増えているという。一昔前は薄毛は男性特有の悩みだったが、最近では30代の女性でも頭頂部が薄くなったという相談が多いそうだ。
20代後半から40代の女性の方に最近多く見られるのが<び慢性脱毛症>。(中略)女性ホルモンの働きによって支えられている頭頂部などの成長サイクルが何らかの原因で短くなり、毛根が十分育たなかったり萎縮したりして毛髪が細いまま抜けてしまう脱毛症です。
一方、20代前半から30代の男性の方に増えているのが<脂漏性疾患>や<男性ホルモン(DHT)による男性型脱毛症>。皮脂の分泌過多。前頭部の髪の生え際の後退、頭頂部の毛髪が太く長い毛に成長する前に抜けて毛量の減少とボリュームの低下によって地肌が見えやすくなる脱毛症です。
(『髪の取扱説明書』から引用)
男女共に、共通する症状としては、毛穴が皮脂でふさがっている、頭皮がベタついている、抜けた毛のジェル状部分が痩せているなどがあげられるそうだ。
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