新年会やお花見で使いたい、上司の長い挨拶で消えてしまったビールの泡を復活させるワザ
忘年会シーズンが過ぎても、新年会やお花見など、仕事の付き合いでお酒を飲む機会は尽きないもの。上司の長い挨拶で待たされたり、お酌に追われて自分のグラスが空けられずにいるうちに、気付いたらビールの泡が消えてなくなり…なんてこと、あるのではないでしょうか。
今回は、そんな時に使えるビールの泡を簡単に復活させられるワザを伝授したいと思います。
使う道具は、酒宴の席には付きものの割り箸1膳のみ。方法も簡単で、ビールの入ったグラスに割り箸を入れ、小さい半径の円を描くように少しかき混ぜるだけ。すぐに割り箸のまわりから細かい泡が発生して、ビールの表面に注ぎたてのようなクリーミーな泡の層をつくってくれます。
仕組みは単純で、割り箸の表面にある肉眼では見えない無数の凹凸に、ビールに含まれる炭酸ガスが刺激されて気化するため。理科っぽく言うと、「二酸化炭素は、液体に溶けているより気化しているほうが安定するから」だそうです。凹凸の数に比例して、気化の度合いも高まるので、割り箸の本数を増やすと泡の量も増えていきます。かき混ぜるのが面倒な人は、一度に数本の割り箸を放り込んでみてください。
泡は、ビールが空気に触れないためのフタの役割を果たしてくれる、おいしいビールには欠かせない存在。ビールマイスターがつくるキメ細かい泡には敵いませんが、ないよりはマシってことで、ぜひ試してみてください。
(奥洋介)
Photo by JoshS@y.
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