前回は店内の様子と、1杯目のヒトカゲサワーをご紹介した。今回はさらなる変わり種サワーをお届けする。「納豆サワー」とは、いったいどんな味なのだろうか…
2杯目:サスケサワー
2杯目はおすすめメニューのナルトサワーの中からチョイスしようと思ったのだが、肝心の原作がよくわからない…そこで店長さんにおすすめを聞いたところ、「サスケなんかどうですか?」とのことなので、サスケサワーを選択。主人公・ナルトのライバルらしい。
うっかり混ぜてしまった後で撮ったので申し訳ないが、本来は3層に分かれた状態で提供されている。栗焼酎とキウイとシロップが使われていて、それを混ぜていただく。
なぜ、サスケなのかと店長に聞くと、キャラクターの技に「アマテラス」というものがあり、使っている栗焼酎の別名が「アマテラス」というかららしい。
こちらの味は少し重めで、やや焼酎感が強い。使っている栗焼酎が強いのだろう。だが、キウイとシロップのおかげで飲みやすくなっている。栗焼酎自体も甘いのだろうか、甘いものを重ねているものの全体的に味が整っていておいしかった。
3杯目:わさびサワー
そろそろインパクトの強いものが飲みたくなり、わさびサワーを選択。わさびといえばテレビのバラエティー番組でも定番の罰ゲームアイテム。きっととんでもないものが来てしまうんだろうなーと怯えがある。
そんな、わさびサワーの見た目はこちら。
名前に反して、見た目は無色透明だった。店長いわく、ベースはわさび焼酎というものを使っているらしい。なるほど、栗も驚いたがわさびも焼酎になるのか…と焼酎の品揃えの豊富さに驚く。200種のサワーが作れたのも、ベースが豊富だからなのだろう。
と、よく観察していると、液体の中になにやら舞っている。予想通り、わさびそのものも入っているようだ。。。
店長が「刺激は追加できますよ」と不敵な笑みを残して去っていく。
いざ、勇気を出して飲んでみると「あれ?飲みやすい!むしろさっぱりしていておいしい」と感じた。わさびの辛味というよりは清涼感が勝っている感じだ。きっとおいしく飲めるブレンドを考え抜いてくれたのであろう。…刺激を追加しなくてよかった。
ただ、そうは言ってもわさびである。グラスに付けた唇が若干ピリピリしたのも事実だ。勇気ある人はわさびを増量してみてほしい。友だち同士ならそんなおふざけもありだろう。
4杯目:納豆サワー
わさびサワーが思いのほか飲みやすかったので、さらなるインパクトを求めて再び店長に尋ねる。
「一番インパクトが強いサワーってなんですか?」
「そうですねー。カルボナーラサワーか、納豆サワーなんかがおすすめですよ」
え?カルボナーラサワー?納豆サワー?
笑顔ですごいメニューを出してくる店長が怖い…
聞くところによるとどちらも、凍らせた素材をソーダハイの中に入れているらしい。はじめは普通のソーダハイだが、だんだんと素材の味が染み出してきて、変わっていく味を楽しめる、という寸法のようだ。
どちらにしようか迷ったが今回は納豆サワーを選び、席で待つことに。
そして到着したのがこちらだ。
うーん、グラスの中に見慣れたものがたしかに沈んでいる。なんともシュールな光景だ。まずは最初のひと口。まだソーダハイのほうが強いが、かすかに納豆の香りがする。
かき混ぜながら時間を置いて、もうひと口。
ん・・・?
なんかソーダハイ全体が少し粘っこくなってきた。納豆の香りもより強くなる。
さらにかき混ぜながらしばらく置き、3口目。
うーん、納豆感がすごい!味や香りは想定内だが、粘性のある液体が驚きだ。どんどん強くなっていく納豆感と戦いながら、なんとか完飲。
…ちょっと変わり種すぎるような気もする。粘性がないぶんカルボナーラのほうが飲みやすいかもしれない。
いくら酎ハイとはいえ、4杯。そろそろいい感じに酔っ払ってきたので、この納豆サワーを最後に引き上げることに。前払い制なので、酔っぱらって会計に手間取ることもなく、スムーズに帰宅の途についたのであった。
まとめ
いかがだっただろうか。
今回は他では見ないような変わり種ばかりチョイスしたが、豊富な焼酎に裏打ちされたサワーの味は折り紙付きだ。200種類とメニューが豊富なだけあって、味よりもインパクト重視のネタに走ったものもあるが、飲み会にはちょうどいいだろう。変わり種の中でも、わさびサワーは意外性があっておいしくて、本当にビックリした。きっと定番サワーもおいしいと思うので、ぜひ試していただきたい。
そして、なによりもお店のスタイルが気に入った。筆者はサワーを楽しんでいたので、作ってもらう形になったのだが、焼酎を楽しんでいる他のお客さんは自分で自由に注いで、待ち時間もなく、自分のペースで飲んでいた。
多くの人が飲む場所なので、やはりガヤガヤはしているものの、全体的にのんびりとしていてアットホームな雰囲気を感じた。なんだかフラッと立ち寄るのにちょうどいい雰囲気だった。実際、他のお客さんはいたが筆者は一人でも居心地の悪さを感じなかった。たぶん個室じゃないことが逆に間口を広げてくれているのだと思う。
料金も一律で財布の中身を気にせず、好きなだけお酒を飲むことができる。お酒好きなオヤジにはうれしい限りではないだろうか。
前述したとおり、焼酎・サワーに加えて日本酒やビールも飲めてしまう。友人や同僚との気楽な飲みはもちろん、食事が持ち込みなので、安く飲みたいときや、二軒目三軒目に行くにはかなりよいお店だと思う。
駅近で貸し切りも可能なので、打ち上げに使うのもよさそうだ。店側も自由なら、客側の楽しみ方も自由だ。ぜひ自分なりの楽しみ方をHAVESPIで見つけてもらいたい。
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