「餃子の王将」が教える、家で餃子を美味しく焼くワザ
夏も後半ですが、まだまだ暑い日が続きます。そんなとき恋しくなるのは、キンキンに冷えたビールとアツアツの「餃子」。
カリカリもっちりな皮の中に詰まった、ジューシーな具材が食欲をそそります。
そこで、餃子のまめ知識と、美味しい焼き方をご紹介します!
本場中国の餃子は、焼かない!?
中国から日本に伝わってきた「餃子」ですが、いつから食べられているのでしょうか。
『餃子のひみつ』 (山口育孝、青木萌・著/学研プラス・刊)によると、日本で初めて書物に餃子がでてきたのは、江戸時代に書かれた『卓子調烹法(たくしちょうほうほう)』という中国料理を紹介する料理書。しかしながら、江戸時代には肉を食べる習慣がなく、あまり広まらなかったようです。
餃子が、一般的に食べられるようになったのは、第二次世界大戦後。戦時中に中国に渡った日本の民間人や日本兵が、戦後戻ってきた際に、中国で食べていた料理を作り、餃子も広まっていったのだとか。
日本では、焼き餃子が人気でよく食べられていますが、実は中国では水餃子が一般的なのです。
中国では餃子とは別に、「鍋貼(ごーてぃえ)」という食べものがあります。餃子と同じように丸い生地に中身を詰めますが、全部は包み込まず、真ん中部分をつまみます。それを、鉄板で焼くのですが、これが日本の焼き餃子として広まったのではないかと言われています。また、日本では餃子は「ご飯のおかず」として食べる人が多いですが、中国では餃子は「皮が主食で、中身がおかず」という考えが一般的のようです。
日本の2大餃子「宇都宮餃子」と「浜松餃子」
近年、消費量1、2位を争っている餃子といえば、栃木県の宇都宮餃子と静岡県の浜松餃子です。宇都宮餃子は、白菜などの野菜がたっぷりで肉は控えめと言われています。それに対して浜松餃子は、肉の比率が多め。また、フライパンに餃子を「丸く並べて焼く」という点も特徴です。焼き上がった餃子は丸い形に並べられ、その真ん中にゆでたもやしをのせるのも浜松流。
日本の餃子も、地域によって具材、焼き方などに特徴があるようです。ちなみに、三重県の津市の「津餃子」は、直径15㎝もある大きい皮で作られているそう。
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