Levi’sとGoogleコラボがクール過ぎる。タッチセンサー付のデニム・ジャケットでスマートに風を切れ
格好良くないと普及しませんからね。
布をタッチセンサーにするGoogleの「Project Jacquard」、ついに本格的な実用品が今年のSXSWで発表されました。最初のラインナップとしてこれ以上クールなコラボレーションはないのではないでしょうか。
なんとジーンズ・ブランドLevi’s(リーバイス)とのコラボレーションで「Levi’s® Commuter™ x Jacquard by Google Trucker Jacket」。これは「自転車に乗りながら楽に安全にスマートフォンが操作できるデニム・ジャケット」なんです。
発売は秋、値段は350ドル(約3万9000円)です。機能性はもちろん、やっぱり一番のポイントはちゃんとカッコイイことじゃないでしょうか。こちらのビデオ、ご覧ください。
video: Levi’s
クールじゃないですか…流行らないウェアラブルはこれまでに無限に出てきましたが、やっぱり見た目の良さって大事ですよね。その点こちらは天下のlevi’s、文句の付けようがありません。このボタンの横にうっすらと見える線がJacquardの糸の縫い目で、これがセンサーになっているんですね。
この縫い目の上を手でタップしたり、スライドしてスマホをコントロールできると。どんな操作が「音楽の再生/停止」で、何が「通話」なのか、自分で割り当てられます。実際に試したところ、かなり反応はよかったです。たまに違うコマンドが起動することはあれど、操作をしていてイライラすることはありませんでした。
バイカー・ジャケットなだけあり袖口が二重構造になっていてちゃんと風が入らないようになっています。またいろんなところに伸縮性を持たせるパーツが入っていて動きやすい。自転車を乗る上での快適さも考えられているんですね。
ボタンのところにBluetoothデバイスを取り付けると、ジャケットがスマホと接続されます。一瞬青く光るのがSF映画の主人公になった気分でアガります。
USB接続で充電すると2日ほどもつとのこと。デバイスさえ外してしまえばジャケットはマシン丸洗いも大丈夫です。
自転車に乗りながらナビの指示を聞いたり、気になった街角で近くのカフェやお店を検索してそのまま聞いたりと、ビデオを見てるとやってみたい…!という気分にさせてくれますね。自転車に乗ってなくても普段のスマホ操作に便利そうだなと思うのは私だけでしょうか。今後のProject Jacquardコラボにも期待できます。
images: ギズモード・ジャパン
source: Levi’s / YouTube, SXSW
(塚本 紺)
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