街で体験できるVR。アドアーズ渋谷店に「VR PARK TOKYO」がオープン
ゲームセンターの遊び方が変わるかも。
今年はOculus Riftに始まり、ルームスケールでVR体験が出来るHTC Vive、家庭用VRの未来を見せてくれたPlayStation VRが発売されるなど、VR元年として大盛り上がりを見せました。そんな中、全国的に展開されているゲームセンター、アドアーズの渋谷店にVRアトラクションを体験出来る「VR PARK TOKYO」が12月16日(金)にオープンします。
こちらは8月に発表された、アドアーズ株式会社とグリー株式会社の業務提携によって実現した施設。アーケードゲーム、モバイルゲーム、それぞれの強みを持つ両社が提供するVR PARK TOKYOでは、以下の7つのVRアトラクション(内1つは2017年1月中旬に導入予定)を体験できます。
・「対戦!ハチャメチャスタジアム VR」/1~2人プレイ
野球盤をVRで再現した対戦型ゲーム。バッターはVRでバットを振り、ピッチャーは画面操作で球種を選んで戦う。(グリー株式会社)
・「協力! GHOST ATTACKERS VR」/1~2人プレイ
洋館に住み着くゴースト達を退治する協力型ガンシューティングゲーム。(グリー株式会社)
・「SALOMON’s CARPET VR」/1~2人プレイ
魔法の絨毯に乗りながらモンスターと戦うVRライドアトラクション。(株式会社ハシラス)
・「CIRCLE of SAVIORS BEGINNERS」/1人プレイ
幻想的なファンタジーの世界で剣を持ち、迫ってくるモンスターを倒していくVRアクションゲーム。ギャラリーの人でもプレイヤーのいるVRの世界を見ることができます。(株式会社PDトウキョウ)
・「OBAKERIA VR Creeping Terror」/1~4人プレイ
カルト集団の拠点にVRで潜入するホラーアトラクション。(株式会社ダイナモアミューズメント)
・「DIVE HARD VR」/1人プレイ
超高層ビルでロボット相手にガンアクションを繰り広げるミッションクリア型ゲーム。(メディアフロント・ジャパン株式会社)
・「Bungee Jump VR(仮)」/1人プレイ(1月中旬に導入予定)
屋内でのバンジージャンプを体験出来るVRアトラクション。実際に3階の吹き抜けからロープで吊るされた状態でVR体験をする。(メディアフロント・ジャパン株式会社)
ギズモード・ジャパン編集部は、先日行なわれたVR PARK TOKYOのメディア向け体験会で「CIRCLE of SAVIORS BEGINNERS」を体験してきました。こちらはTGSやコミコンで展示されていたVRコンテンツ「CIRCLE of SAVIORS」を初心者向けにしたもの。
このゲームはギャラリーの人でもプレイヤーの動きを見て楽しめる設計になっているため、「魅せプレイ」できるかが超重要。ということで、映画『スター・ウォーズ』シリーズや『グリーン・ディステニー』や『300』、『ラストサムライ』などの戦闘シーンを見てから挑んでみました。
これが私の「魅せプレイ」です。思ってたのと違う。
ちなみにアドアーズ渋谷店の1階には通常の「CIRCLE of SAVIORS」が単体でも設置してあり、個別料金(未定)で遊べます。「太鼓の達人」の達人がいるように、今後は華麗な演舞を魅せてくれるプレイヤーが出てくるかもしれませんね。
そしてVRアトラクションで体を動かした後は喉が渇きますよね…と、そんな方のためにドリンクが、なんと、フリー!!!! VR PARK TOKYOにあるVRアトラクションは体を動かすものが多いため助かります。体験会では2杯も飲んでしまいました。
気になる料金設定ですが70分遊び放題(1人あたり)で3,300円、2人以上で2,900円となっております。ん…ちと高い…。なおVR PARK TOKYOはタイムテーブル制になっており、70分の枠が1日10回(10:30~23:40の間)用意されているので、その中から枠を選んで遊ぶ(当日受付・予約が可能)という形式になります。一枠当たりの定員人数はわかりませんが、大人数で行くなら公式ホームページから予約しておくのをお勧めします。
体験するにはまだまだハードルの高いVRですが、アーケードゲームへの進出で誰でも気軽に体験できるようになったのはVRの普及にとって大きな一歩とも言えます。
今後は全国のアドアーズにも提供されていく可能性もあり、スマホゲームとの連携も考えているとのこと。最近のアーケードゲームは全国のプレイヤーと対戦できるのが当たり前なので、VRアトラクションでもそれができるようになれば没入感と楽しさがグッと広がりそうです。
VRを体験したことがない人はまずは一度、行ってみてはいかがでしょうか。
もっと読む:
・GoogleがモバイルVRにこだわる理由。Daydream ViewとPixelを触ったらその意味がわかった!
・チンパンジーもVRがお好き
・VR空間に「手」がやってきた。「Oculus Touch」が目指す、さらなる没入
source: VR PARK TOKYO, 日本経済新聞
(K.Yoshioka/撮影:松井亮太)
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