職場のデスクに常備できる脳をパワーアップする食べ物10
Inc.:最近、栄養学を扱った記事の中でよく、イワシやサーモンのような脂肪分を多く含む魚が、脳に良い効果をもたらすと書かれているのを見かけます。しかし、そうした記事は、イワシやサーモンのような匂いのキツいブレインフードを職場で食べようとしたときに、同僚たちからどんな目で見られるかについては言及していません。
では、職場のデスクでも食べやすい、脳に良い食べ物は? 料理の手間がかからず、嫌な匂いもせず、気軽につまめる食べ物はあるでしょうか? もちろんあります。あるどころか、いくらでも例を挙げることができます。
1. クルミ:研究により、クルミの実を食べると、悪玉コレステロールが減るだけでなく、ストレスに関するバイオメーカーの値が下がることがわかっています。つまり、クルミを毎日少し食べることで、ストレスを減らせるということです。
2. ヒカマ(クズイモ):胃腸に良い食べ物は、脳にも良いのです。繊維が豊富で胃腸に優しいヒカマは、ビタミンB6や葉酸、ビタミンEも多く含んでいます。
3. ブルーベリー:とってもおいしくて、デスクにも常備しやすいブルーベリーは、動物実験により、短期記憶の改善に寄与することがわかっています。
4. ダークチョコレート:ミルクチョコレートが好きな人には残念なお知らせですが、栄養の観点からすると、ダークのほうが優れています。カフェインを少量、フラボノールと酸化防止作用のあるカカオを大量に含むダークチョコレートは、疲れた脳には最高のおつまみです。
5. カボチャの種:亜鉛が豊富で、記憶と認知の機能を高めてくれるカボチャの種は、マグネシウムや、Bビタミン、気分を改善する脳内物質であるセロトニンの材料となるトリプトファンを多く含んでいます。
6. サラダ:脳への血流を増やしてくれる硝酸塩を含むほうれん草(またはビーツ)や、活性酸素を除去する抗酸化剤を含むトマトを入れて、脳にとても良い食品であるエクストラバージのオリーブオイルをふりかけてください。
7. アボカド:アボカドは一価不飽和脂肪が豊富で(つまり体に良い)、アルツハイマーのリスクを抑えると言われているビタミンEを多く含みます。
8. ピーナツバター:スプーンですくって食べたり、全粒粉のパンに塗って食べましょう。ピーナツバターは、体に良い脂肪とビタミンEが豊富な、脳にとても良い食品です。
9. イエルバ:午後に眠くなる? 「ブラジルの科学者が、南米原産のこの植物から作られたハーブティー「イエルバマテ茶」を飲むと、短期的な脳のパワーが高まることを発見した。これは、カフェインに似た興奮剤の作用によると思われる」と『Shape』に書かれていました。
10. オートミール:オートミールは、優れた効果が期待できる、手軽な朝食です。オート麦に含まれる複合炭水化物は、非常にゆっくりと分解されるので、長い時間にわたって、脳にエネルギーを送り続けることができます。
10 Foods to Keep by Your Desk to Boost Your Brainpower|Inc.
Jessica Stillman(訳:伊藤貴之)
Photo By Shutterstock.
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