解像度はフルHDの16倍! 東京五輪を目指しパナソニックやソニーが8KテレビをNHKと共同開発
レースはすでに始まっている。
リオ五輪で行われた、8Kスーパーハイビジョンの試験放送。まだチューナーやテレビが発売されていませんが、パナソニックやソニーがNHKと8Kテレビを共同開発することが日本経済新聞で報じられています。
8K放送(スーパーハイビジョン)とはフルHD解像度の16倍(縦4倍×横4倍)になる高解像度な放送で、一部ケーブルテレビなどで開始された4K放送の次世代の規格となります。なお、日本では2018年から実用放送が始まる予定です。
「そもそも4Kテレビさえ持っていないのに、8K放送なんて必要なの…?」という人も多いと思いますが、8K放送は85インチ以上の大型テレビでの視聴を想定しています。一般的に50インチを超えると4K解像度が欲しくなると言われていますが、さらに大きな85インチや100インチ以上のテレビでは、より精細な8K解像度が欲しくなるようです。
そして、2020年には東京五輪が開催されます。五輪は一般的にAVシステムの買い替え需要を促進しますが、それが自国開催となる東京五輪ならなおさらのこと。日本だけでも膨大なテレビの買い替えが予想されます。つまり、8K放送の開始や対応テレビの開発は東京五輪を控えた今しかない!という状況なのです。
現在、液晶テレビはSamsungやLGなどの韓国勢に押され、日本のメーカーの存在感はマーケットで大きくありません。報道では2020年をめどに製品が登場するとされていますが、ぜひ次の夏季五輪は8Kテレビで見てみたいものですね!
top image by Scanrail1 / shutterstock.com
(塚本直樹)
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